原画でパーツをレイヤー分け
Live2Dでは、パーツ分けされた絵がレイヤー分けされているPSDファイルが必要です
原画の段階で、ある程度パーツがレイヤー分けされていると助かります
・分け見本は広げ置いていますし、最終的なテクスチャも広げて置いてますが
レイヤー分けするだけで、パーツを置く位置は元の原画と同じ位置です、展開不要
・左右ある眉毛などは、左右別のレイヤーにする場合(3.x版)と
左右一緒のレイヤー(2.x版)(えもふり)があります
・レイヤー階層は5階層までがいいようです(5階層以上はLive2Dが未対応)
・口や目は、作成の方法によってパーツの分け方が少し異なります
・パーツ名はキャラから見た時の右、左で命名すると良いです
・左右の形状が同じ場合、片側だけ作成で済ます省力の作り方も出来ます
・顔の縦が原画で500ドットぐらいあると普通に見た目良いです、1000ドットあると綺麗
全身で足まであると縦が9000ドットぐらい横が5000ドットぐらいあると綺麗
顔縦が500で全身で縦5000ドット位でも充分かも
スマホ用ゲームでは、最終段階で顔縦250ドットぐらい
FaceRigでの表示では顔アップで500ドットぐらい、上半身表示で300ドットぐらい
・パーツ分け絵を作成するソフトはいろいろ制限があります
・初めての時は「テンプレート適用」機能を使って、動きの構成を組み込むと良いです
分けて欲しい所 別レイヤー分けしてあると助かる事
・背景とキャラが別
・光線やキラキラ光効果が別
・服や体にかかっている手が別
最低限のパーツ分け
別けるのが面倒でも最低限これ位はレイヤー別けてほしい状態
別レイヤーに分けて欲しい所
・前髪、横髪と顔が別
・髪影が別
・まゆ毛と前髪が別
・まつ毛が別
・揺れそうな小物が別
別レイヤー分けしてあると助かる所
・目や口が顔面と別
・ほほ膨らみ、ほほ赤が別
・目玉が別
・目玉のハイライトが別
・後ろ髪が別
・髪などの光沢を別途動かす場合、髪光沢が別レイヤー
・首のうしろの襟や服が別
・跳ねた髪、なびいた髪、あほ毛
Live2Dでの標準的な別け方 目は、まぶたパーツ方式
体のパーツを簡略化、表情用パーツを追加した例
目は、クリッピング方式なのでまぶたパーツはなし
分かれていると手間が減るのでとても助かる所
鼻
耳
首
手
動かすなら 手首
別途あると助かるもの
・Live2D表現用の後ろ髪
作成方法に合わせたわけ方
いろいろな作り方があるので、それに合わせたパーツ分けが必要です
・閉じた目、開いた目の絵を用意して切り替える簡易な方式
・開いた目の絵を変形させて閉じた目を作る方式(Live2D標準)
・閉じた口、開いた口の絵を用意して切り替える簡易な方式
・開いた口の絵を変形させて閉じた口を作る方式(Live2D標準)
・手は曲げない、動かさないなら、服や体と一緒の絵でよい
・手を振る動きを付けるなら、関節部分で別れたパーツを作る
・目玉のハイライトは、揺らしたり、表示消した表現するなら別ける
細かく別けた例
目を細かく別けた例 いろいろな口を用意して切り替える方式の例
動く手の例 手の構成例
関節部分の形状例
手の分割の例
口の例
目の例 Live2D標準 パーツ切り替え方式
口の例 パーツ切り替え 作りやすいように直線で構成
髪の分割例
Live2D作成で欲しい資料絵
・顔が斜め横を向いた簡単な絵 30度
・顔が上下向いた絵
・顔が斜め横上、斜め横下を向いた絵
輪郭の形状変化、髪の形状の変化
目や口の形状変化具合、鼻の位置の見本に使います
白黒で位置や大きさが判ればよいです
正面絵の部品から斜め向きの顔を作るので
製作者の技量でまったく異なる顔になります
出来れば、作成後に監修してあげると良いです
・表情見本
笑顔(にっこり)、大笑顔(笑う)、ジト顔、怒り顔、困り顔、ドヤ顔
他にもキャラで使いそうな 泣き顔、嫌な顔、憮然(FX顔、喪失顔)など
こちらも製作者の技量でまったく異なる顔になります
出来れば、作成後に監修してあげると良いです
キー押しで顔に追加する効果
赤面、目に星、青ざめ、黒影、><目、○目、なごみ目、うるうる目
まんが記号、怒りマーク、気が付きマーク、汗マーク
見本絵は必要なら用意する
・手の見本
手の形、変化など
分割参考
低解像度画像で輪郭を綺麗に見せる手法、顔パーツを45度傾ける
元の絵を斜めそのままパーツ別けして劣化を防ぐ
髪のハイライトもパーツ別け、髪揺れ用に多数の髪パーツ、切り替え用の多数の手
顔の部分のパーツは大きく、あまり使わない脚は小さく(低解像度)している
揺れ髪のパーツなどは前モデルの髪を流用するなど省力化
手や目など、左右同じ形のパーツは裏返し使用で兼用
体の左右向け範囲を広くしたモデルでのパーツ別け
- 最終更新:2020-10-09 23:49:04