Live2Dモデルでの感情表現

Live2Dモデルで表情、感情を表現する方法はいくつかあります



部位ごとに個別に動かす方式 (Live2D標準方式)

 Live2D標準での方式、眉、目、口などを個別のパラメータで別々に動かして表情を作る、
 表情用expファイルで表情を変える規格がある

 アプリ側は、表情用expファイルを起動して表情を変える
 つまり、表情用expファイルの状態の表情しかできない、
 少し笑顔などは専用の表情用expファイルをそのつど用意する必要がある

 FaceRigでは表情用expファイルが使えないので、モーションに作り変えてキー押しで変える



FaceRig専用 可動パラメータを利用する方式
 FaceRigは人の顔部位変化を検出しているので、
 眉の上下、口の幅変化 目の開閉具合、顔の向きなどを利用する方式

 眉を上げたら笑顔目に切り替える、
 目を見開いたら驚き顔にする
 上を向いて眉を上げたらドヤ顔にする、
 下を向いて眉を下げたら怒り顔にする

 キー押しでの切り替えを併用することで多様な表現が可能



MMD方式
 笑顔、困り顔、怒り顔などの個別の表情パラメータを使い
 笑顔にする時は笑顔パラメータを1にして他は0
 困り顔にする時は困り顔パラメータを1にして他は0にして使う
 また、笑顔0.7、 困り0.3など複数の組み合わせも可能 

 表情用expファイルかモーションファイルで表情を動かす

 FaceRigで使う場合はON/OFFキーでも表情が変えられる
 



感情種類と感情程度、2つのパラメータで表現する方式

 怒 ─ 哀 ─ 通常 ─ 楽 ─ 喜 と表情を変化させるパラメータと
 その程度を変えるパラメータの2つの組み合わせで表現する方式
 眉や目、口が1つのパラメータで全部変化する

ゲーム用モデルやインフォメーションソフト用モデルで使う
この規格に合わせたモデルなら、作者の意図した感情での表情が出せる
また、アプリ側は必要な表情を指定するだけで良い


  (耐え)
怒り 痛い 怖い 恐れ 泣き 軽蔑 唖然 真剣 だらり 喜び 大笑 ドヤ顔 誘惑 快感 とろけ
          (悩み)  (ジト)(微笑)          (たくらみ)  (放心)
オコ 苦い 嫌 慌て 困り 怒呆れ 呆れ 普段 なごみ ほほえみ 笑顔 ニヤリ 媚 だらしない

 -15  -13  -11  -9  -7  -5  -3   0   3   5   7   9  13  15

 FaceRigで使う場合は、体Xのパラメータに入れて、マウス操作で表情を切り替え
 眉の上下で程度を変化させる、眉を下げると強い表現



各種の方法を組み合わせ使いやすくするのが良いです
キー押しで大枠を変えつつ、表情で微妙に変化させるなど





特別顔、まんが表現顔
 ><目などが出せると表現が広がります





表情の補助的なもの
















  • 最終更新:2020-11-12 23:55:40

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