IRIAM
IRIAM (イリアム) キャラライブアプリ
スマホでLive2Dモデルを動かして配信出来るシステム
映像や動画ではなく、各リスナー端末でLive2Dモデルを稼働させている
モーションライブ方式で低遅延、低通信量、高画質
予めLive2Dモデルデータを各リスナー端末に送り
放送ではパラメーターのデータと音声だけをホストから送る方式なので
回線負荷が少ない、軽い、音と絵の遅延がない
Live2Dモデル配信用アプリは非公開、
静止画可動配信、受信用アプリは公開
2023年8月より制限付きで一般開放(予定)
IRIAMでのLive2Dモデルの持ち込みについて
IRIAMのサイト
App Store iPhone用 1枚絵の可動配信が出来る
Android 受信専用 Android 8.0以上が必要
IRIAMで配信にLive2Dモデルを使うには
・スマホのiPhoneX以降の機種を買う必要がある、通信回線契約も必要
・ライバーさんがアプリ内コンテストなどで好成績を収め
Live2Dモデル実装の権利を獲得する必要がある
または、事務所に所属して事務所枠としてのLive2Dモデル実装権を得る方法もある
イベント(達成型)が2023年8月、10月の2回、開催の予定なようです
参加条件 A1ランク以上 イベントエントリー時に初配信から1年以上が経過している
達成条件 イベントポイント 500000pt
Live2Dモデルの受け入れでは
「IRIAM Chara Checker(イリアムキャラチェッカー)」を使用し
規定、制限超えなどを確認し、問題なしにする必要がある
作成の依頼
特定のプロダクションや配信者からのLive2Dモデル製作依頼がある事がある
一般開放(予定)によりIRIAM用Live2Dモデル製作依頼が増えそう
Live2Dモデルがよく動くと評判の人は依頼を受けないのが無難
制限でまったく動かなくなり評判を落とす、
低スペック向けモデル(8000ポリゴン以下)を作り直す必要がある
作成データ(.cmo3)の提出が必要でモデルのノウハウが盗られる
依頼を受けてからでないとモデル作成仕様が公開されない
また、プラットフォーム(アップル)からの嫌がらせによって、
幼く見えるSDキャラなどは使用出来ない
Live2Dモデルとしての動作機能審査をパスしても
キャラクターデザイン審査(エロ、ロリ、グロ)があり、不許可での金銭トラブルもありえる
(完全な依頼モデルを作っても使えないから金出さないなど)
胸の物理演算設定での審査落ちもある(胸揺れが大きいとエロ扱い)
IRIAM用Live2Dモデル製作仕様
2023年4月現在の2023年8月より制限付きで一般開放予定版の公開されている仕様
・moc3形式専用、パラメータID名は Param系初期パラメーターID名を固定使用
・SDK規格 SDK 3.0、SDK 3.3、SDK 4.0、SDK4.2 に対応
ブレンドシェイプの使用はSDK4.2だけ使用可、他のSDKでは不可
・作成データ(.cmo3)の提出が必要、IRIAM側で登録する方式
cmo3ファイルをCubism Editorで書き出ししたmoc3ファイル等の全てのファイルが必要
・テクスチャアトラスサイズ 2048(px)×2048(px) 1024などは不可?
枚数制限 2枚まで 3枚以上は不可
正方形以外、基本サイズ以外の使用は不明
・ポリゴン数制限 様々なスマホで可動させるので出来るだけ少ない方が良い
8000ポリゴン程度を推奨
公式では具体的な制限はございません。との事
ただし、ポリゴン数を増やしすぎると端末に負担がかかり
快適または正常に動作しない可能性があるため、
8000程度に収める事を推奨しています。と書いてある
・クリッピング数の制限 マスクIDの順列の種類を37個以下に収める
クリッピング指定先なしは不可
同じパーツを使用なら何箇所使用しても1個として扱う
・リピート機能の使用
SDK4.2から使用可
ただし、アニメーションや動画などでの使用として推奨されている機能のため、
意図通りの動作にはならない可能性があります。と書いてある
・パーツの色を変更する設定のできる乗算色、スクリーン色の使用
SDK4.2から使用可
パラメーター ParamAngleX ParamAngleY ParamAngleZ を必ず使用する必要がある
物理演算の入力に使用する為?
パラメーターに使用する値はLive2D初期値にする
ParamAngleXは -30 0 30は可
-50 0 50などに変更は不可? 黄色警告は出るが使用可?
数値超えキーフォーム 黄色警告は出るが使用可?
パーツ名は日本語文字が使用可みたい
書き出しターゲット1/1(2048)のみ可 1/2(1024)不可
物理演算の設定ファイルは必須? 黄色警告は出るが無くても良い?
物理演算の入力に存在しないパラメーターID名があってはダメ 黄色警告は出るがあっても良い?
物理演算の振り子設定の数制限
10個以内を推奨、 11個超えで黄色警告は出るがあっても良い?
物理演算の出力倍率は100%以内、振り子の設定は10段以内を推奨
物理演算・シーンブレンド設定 入力設定にある「反転」の使用可 対応SDK?
IRIAMでのLive2Dパラメータ
公式には使用出来るパラメータ一覧のリストがない(2023年4月現在)
推定だと、Live2D標準パラメータ(初期表示されているパラメータ)が元で
そこからiPhone検知にない物を除いた残りっぽい
・公式の説明に、表情、顔の向き、顔の位置と記載がある
Live2Dパラメータは標準が動く? パラメーター一覧が見当たらない(2023年4月現在)
・角度XYZ ParamAngleX ParamAngleY ParamAngleZ は存在している
範囲と数値は初期値の標準のままでの動作っぽい
・体XYZは動かないが寄りと引きのパラメーターがあるっぽい
IRIAMではFacePositionZは対応しておりません。
代わりに全体拡張(ParamScale)がカメラと顔の距離を認識します。と書いてある
・カメラと顔の距離を認識する、全体拡張(ParamScale)が存在する
・口変形パラメータは機能しているが動作詳細は不明、口変形は口幅として機能している?
『口の変形-1』が存在している
目開閉 左右別にある 1.0以上は動いていない
ウィンクをしたい場合は、目の開閉と笑顔パラメータを左右で分けて製作してください。とある
『目の開閉』の0~+1の間が存在している
目玉は動く?
・笑顔パラメータが存在している
『目の笑顔+1』が存在している 左右別にあるらしい
眉上下があるっぽい
困り眉 が存在している
・呼吸パラメータはある
・iPhone検知にある固有パラメータは使えない
頬膨らませ cheekPuff ParamCheekPuff
舌出し tongueOut ParamTongue
口顎左右 MouthX ParamMouthX (口の位置移動X)
・手の可動なし、使えないとの説明有り
・キー押しやモーションは不可、使えないとの説明有り
・アイドリングモーションは不可、使えないとの説明有り
・IRIAM対応パラメータの一部のみを使用することについて
IRIAM対応パラメータを全て使用せず、一部のみを使用して
モデルをご制作いただいても問題ありません。
・モデルの差し替え、追加は、運営の許可が必要で簡単には出来ない
使用環境での最適動作テストが出来ない
・使用できるパーツ数制限は不明
・使用できるデフォーマ数制限は不明
公式ではデフォーマーとパラメータ数の制限は
配信端末に依存するため明確な制限数は設けておりません。との事
・マスク反転の使用は不明
・アイドリングモーションは使えないとの説明あり
.model3.json記述での動作は不明
・モデル全体位置を人の頭位置で可動させる機能がある
・キャリブレーション機能がないので半目にならないように対策が必要かもしれない
IRIAMではモデルが前後左右に移動しますが
これはLive2Dパラメーターではなく
モデル全体を動かしているのでLive2D作成では考慮しなくて良い
前後移動(拡大縮小)は遠い(小さい)から顔アップまで広い動きになるので
全身を作成、全身連動可動にしておくのが良い
感度調整機能
ARKitが対応しているiPhoneX以降の端末については、
高性能なカメラが搭載されており、カメラやIRIAMアプリが自動調整されるため、
「感度調整」の設定項目を非表示にしておりますと記載されているので
Live2D用の場合も調整出来ないみたい
旧資料
2023年4月に 2023年8月より制限付きで一般開放の告知があり仕様が公開された
仕様の推定 仕様が公開されていないので詳しくは不明
・FaceRig用がそのまま動いているのが確認出来ている
・moc、moc3形式どちらも使用可能っぽい
・PARAM_系、Param系どちらも使用可能っぽい
・SDK規格 SDK2.1、SDK3.0は動いているっぽい SDK3.3、SDK4.0は不明、未対応かも
・作成データ(.cmo3)を提出させてIRIAM側で加工するらしい
・テクスチャサイズ、ポリゴン数に制限がある
・Live2Dパラメータは標準が動くみたい
角度XYZは動く、体XYZは動かない
口変形パラメータは機能しているが動作詳細は不明、口変形は口幅として機能している
目開閉 1.0以上は動いていない 左右別にあるっぽい
目玉は動く?
笑顔パラメータが存在している可能性がある 未確認
眉上下があるっぽい
呼吸パラメータの動きはあり
公式の説明に、表情、顔の向き、顔の位置と記載がある
・物理演算が動いているので使えるっぽい、動きが小さいらしい
・手の可動なし、使えないとの説明有り
・キー押しやモーションは使用不可、使えない
・モデルの差し替え、追加は、運営の許可が必要で簡単には出来ない
・テクスチャアトラスサイズ2048×2048が2枚までっぽい
・ポリゴン数 現在8000までっぽい
・パーツ数制限は不明
・デフォーマ数制限は不明
・クリッピング制限は不明
・SDK4.0は未対応なのでマスク反転は使ってはいけない、SDK3.0まで対応かも
・物理演算は使える、動きが小さくなるらしい
・アイドリングモーションは使えない? .model3.json記述での動作不明
・昔から機能があった事からmoc形式が使用可、そこからPARAM_系、Param系どちらも使用可
・モデル全体位置を人の頭位置で可動させる機能がある、作成でなにかする必要はない
・キャリブレーション機能がないので半目にならないように対策が必要かもしれない
テクスチャアトラスの制限がありそう
Live2Dモデルデータを各リスナー端末に送る事、携帯端末回線で送る事から低速
なのであまり大きいと配信に影響すると思われるので、8192、4096は使用できないでしょう
サイズや枚数に制限がありそうで 2048以上での作成は避けた方がいいかも
テクスチャアトラスサイズは、2048×2048が2枚までと推定される
ポリゴン制限もありそう、
スマホ性能に差があるので、スマホの性能都合、回線都合などから
1万ポリゴン位の可動が限界、低性能を考慮するとポリゴン数 6000~8000位だと思われる、
低性能スマホでも動くようにすると6000、現在のスマホ性能だと8000位
5000ポリゴン位を目安に作成すると良さそう
非公開のLive2Dが動く配信アプリとは別に
公開されているiPhone用アプリでは1枚のPNG形式イラストで配信出来るようです
顔は動かない、目パチ、口パク、絵の全体移動、拡縮
イラスト制作ガイド
IRIAMではモデルが前後左右に移動しますが
これはLive2Dパラメーターではなく
モデル全体を動かしているのでLive2D作成では考慮しなくて良い
前後移動(拡大縮小)は遠い(小さい)から顔アップまで広い動きになるので
全身を作成、全身連動可動にしておくのが良い
感度調整機能
ARKitが対応しているiPhoneX以降の端末については、
高性能なカメラが搭載されており、カメラやIRIAMアプリが自動調整されるため、
「感度調整」の設定項目を非表示にしておりますと記載されているので
Live2D用の場合も調整出来ないみたい
iPhone使用なのに容易に追加出来る、顔で操作出来るパラメータを追加してない事から
まったく更新がない事がわかる、そこからSDK4.0未対応を推測した
また、moc形式モデルも動いている事からSDK2.1対応も確認出来る
顔で操作出来るパラメータ
頬膨らませ cheekPuff ParamCheekPuff
舌出し tongueOut ParamTongue
- 最終更新:2023-04-25 01:00:20