FaceRig用Live2Dモデルのレベル

FaceRig用Live2Dモデル作成依頼の時、どの程度機能があるモデルが必要か
製作者はどの程度作成出来るか、目安となるレベル表現の案です


FaceRig用簡易モデル  数千円~10万円ぐらい レベル1~2
 人の動きで少しゆらゆら動くモデル、何か動けば良い
 ・テンプレートで作ったLive2D標準モデルぐらいまで
 ・FaceRig用最適化無し、設定ファイルなどなし、そのままFaceRigに入れただけ


FaceRig用通常モデル(普通モデル) 10万円~30万円以上 レベル3~4
 FaceRig等に合った調整、設定にしたモデル
 ・FaceRig用の適切なパラメータ設定にしている
 ・キー押しでの機能が使える、キー押しモーションがある
 ・顔向きは15度可動
 ・口は縦開閉のみでも良い
 ・設定ファイルがそろっている、選択欄に説明がある
 ・マウス操作で手が少し動く


FaceRig用実用モデル  10万円~50万円以上 レベル5~6
 多彩な表現が出来るモデル、演じる事が出来る
 ・表情を変えられる、思った表情がある程度出来る、笑顔目自動変化、自動驚き顔
   普段の微笑、困り、ドヤ顔、ジト顔、怒り顔、
 ・FaceRig用の最適なパラメータ設定にしている
 ・顔向きは30度可動、隣を見る風ができる
 ・マウス操作で手が動き、数種の形が出来、顔の動きで微動する
 ・母音表現が出来る、音量リップシンクにも対応
 ・元気感位置移動、頭の動きと体の連動、肩の微動
 ・お辞儀が出来る、バイバイ手がある
 ・キー押しでの機能が使える 
  例:赤面、星目、うるうる目、てへぺろ、
    顔影、ハイライト消し、目が点 、ウルウル 
    ><目、可動拡張(簡易お辞儀)、キーシフト、笑顔目停止



レベル1 簡易モデル
概要 : 目パチ、口パク、全体の動きなど、どこかが動く
仕様 : FaceRigへの導入が出来ている、FaceRig上で何かが動く
技量 : Live2Dの操作、仕様の把握、ファイル管理

レベル2 FaceRig添付モデル相当 Live2D標準モデル
概要 : Live2D標準モデル相当、人の動きに反応して動くが演技は難しい(機能がない)
仕様 : パラメータ構成は標準、口は縦開閉のみ、手は微動、髪揺れの物理演算
技量 : Live2D標準モデル作成が出来る技量、変形パスやクリッピングが使える

レベル3 FaceRig用モデル、または他のアプリ専用の最適設定
概要 : FaceRig用にパラメータ移設、キー設定しているモデル、FaceRigでよく動き少し演技できる
仕様 : FaceRig用パラメータ設定、設定ファイルなど完備、口は縦開閉のみ、手は少し動く
技量 : パラメータの仕様の把握、Live2Dのパーツ変換や移動操作、技術情報収集力

レベル4 表情モデル 
概要 : 数種の表情が出来る、特別目がある、簡単な演技なら出来る
仕様 : キーやマウス操作、眉操作にて笑顔、普段、怒り顔に変えられる、口は縦開閉のみ、手は少し動く
      FaceRig実用モデルA、B相当
技量 : 全仕様を把握した上での応用、パーツの変更や置き換え技能、マニュアルに無い作成方法の考案

レベル5 実用モデル
概要 : 多数の表情が出来て演じられる、手が動く(1種)
仕様 : キーやマウス操作、眉操作などで表情が変えられる、母音表現、髪揺れ以外の物理演算
      FaceRig実用モデルC相当 隣を向いて会話してる風が出来る
技量 : 複雑なデフォーマの親子構成の構築、多様な角度、表情の作成、利用者に合わせたカスタマイズ能力

レベル6 活用モデル
概要 : 表情変化、お辞儀、手を動かす(数種)、アイドリングモーションなど機能が多彩
仕様 : お辞儀などの寄り、引きが出来る、多種の手があり動く、
      FaceRig実用モデルF相当 
技量 : 全身の複雑な動きが出来る構成の構築、利用者により良い提案が出来る能力、手先まで動かす技量
      
レベル7 表現モデル
概要 : 多彩表現、微妙な表情も出来て、感情表現演技に使える、
仕様 : 多数の特別表情、口開閉で輪郭が動くなど、細かな配慮、細工が多数ある
技量 : アニメのような表現、アニメを超えた表現を創作出来るセンス、未知の複雑な構成を組める技量
     Live2D機能を完全把握し不満を感じ、要望を出すくらいの熟練度



製作者の技量目安

レベル1  Live2Dモデルが作れる
レベル2  Live2D標準モデルを完成出来る
レベル3  Live2D標準モデルを調整出来る 
レベル4  Live2D標準モデルを改造出来る
レベル5  標準モデルと異なる構造のモデルが作れる
レベル6  複雑な構造のモデルが作れる
レベル7  新規の作成手法を考え実装出来る


Live2Dモデルの制作日数と制作費

 Live2D作業のみ (原画、パーツ分け、PSD化除く)

レベル1  1日 3万
レベル2  3日 10万
レベル3  4日 14万 
レベル4  4日 14万
レベル5  10日 33万
レベル6  20日 66万
レベル7  30日 100万 


レベルの内容

レベルの内容が完全に出来るなら到達で名乗れる


レベル1 簡易モデル
 目パチ、口パク、全体の動きなど、なにか動く、移動する、回転する、
 どこかが動くなど、動くだけで良い、
 可動箇所が少ない、可動範囲が狭くても良い

 FaceRigへの導入が出来る事と、FaceRig上で何かが動かせれば良い
 Live2Dの操作、仕様の把握、ファイル管理が出来る技量



レベル2 FaceRig添付モデル相当
 FaceRig添付Live2Dモデルを試しての通り、動くが狙った表情が出来ない
 Live2D標準モデル相当なので、人の動きである程度、顔向き、顔パーツが動く

 表情演技は機能がないので難しい(モーション可動モデルの転用なのでしかたがない)

 顔の向ける範囲が狭いので、隣のモデルの方を向いてお話している風が成立しにくい

 パラメータ構成が標準のまま最適化していないので
 口は縦開閉のみ、口変形の影響で会話では怒り口、笑顔口へころころ変わる

 手は動く機能があっても未設定によって微動しかしない

 Live2D標準モデル作成出来る技量、
 髪揺れの物理演算を設定する事ができる、変形パスやクリッピングが使える技量がある



レベル3 FaceRig用最適化モデル、または他のアプリ専用の最適設定
 Live2D標準モデルのパラメータをアプリ用に最適化しているので、よく動く
 表情機能を構成をしていない、たんなるパラメータ移設なので必要な表情があまり出来ない

 FaceRig用にパラメータ移設、キー設定しているモデル
 FaceRigでよく動き少し演技できる
 口変形は未移設だと会話では怒り口、笑顔口へころころ変わる
 
 FaceRig用パラメータの設定、設定ファイルなどの完備、口は縦開閉のみ

 手は設定した事で少し動く

 パラメータの仕様の把握、Live2Dのパーツ変換や移設操作、
 最適にする技術情報収集力


レベル3の技量で作成可能
 体向きを顔向きと連動させる方式
 顔向きで全体移動をさせて元気感を出す方式
 キー押しで顔Y可動範囲切り替えでのお辞儀をする方式



レベル4 表情モデル
 表情を変える、感情を表現する仕組みをもったモデル
 ある程度の感情表現が出来るので生放送などで客を楽しませる事が出来る

 数種の感情表現が出来る、><目などの特別目がある、簡単な表情演技なら出来る
 キーやマウス操作、眉操作にて笑顔、普段、怒り顔に変えられる

 口は縦開閉のみだが、口変形の移設で怒り口、笑顔口へころころ変わるのは無くなり安定

 手は設定した事で少し動く

 Live2Dの仕様を把握した上での応用、パーツの変更や置き換え技能、
 マニュアルに無い作成方法の考案が出来る技量
 FaceRig実用モデルA、B相当



レベル5 実用モデル
 顔や体の可動域が広く、隣を向いて会話してる風や、横のチャットログを見て読んでる風が出来る
 キーやマウス操作、眉操作などで表情が変えられる、口の母音表現、髪揺れ以外の物理演算ができ
 生放送などで実用的に使えるモデル

 口の母音表現で話しかけるような生き生き感があり、口元の表情が出来る
 会話に合った、困り、ジト目、ドヤ顔など、多数の表情が出来て演じられる

 手は顔付近まである程度動く
 髪揺れ以外の物理演算で服や小物、胸が揺れる
 
 複雑なデフォーマの親子構成の構築、広い顔角度の作成、多種の表情の作成、
 利用者に合わせたカスタマイズ能力
 FaceRig実用モデルC相当



レベル6 活用モデル
 手の表現が加わり、より豊かな表現が出来る
 表情変化、お辞儀、手を動かす(数種)、アイドリングモーションなど機能が多彩

 お辞儀などの寄り、引きが出来る、
 バイバイ手、マイク持ち手、ゆるにぎり手など、多種の手の形があり、ある程度動く
 また、無操作でも、物理演算で少しぷらぷら揺れ動く

 全身の複雑な動きが出来る構成の構築、
 利用者により良い提案が出来る能力、手先まで動かす技量
 FaceRig実用モデルF相当 



レベル7 表現モデル
 アニメのような微妙な表情表現が出来る
 多彩な表現、微妙な表情が出来て、感情表現演技が出来る

 多数の特別表情、口開閉で輪郭が動くなど、細かな配慮、細工が多数ある

 アニメのような表現、アニメを超えた表現を創作出来るセンス、
 未知の複雑な構成を組める技量
 Live2D機能を完全把握し不満を感じ、要望を出すくらいの熟練度

 現状のFaceRigパラメータ構成ではこのレベルを生かす充分な表現が出来ない

 このような表情をリアルタイムで可能にする 2:26辺り
 



レベル8 表現モデル
 アニメのような繊細な表現がリアルタイムで出来る
 ハードの性能アップ(処理速度向上)とFaceRigの機能、性能アップが必要
 現状の民生用PCでは無理

 このような表情をリアルタイムで可能にする 3:26辺り










モデルの例

レベル5 実用モデルの例
 会話に合った表情変化
 


レベル6 活用モデル
 手の切り替え多数、会話に合った表情変化
 

 手の切り替え多数、会話に合った表情変化
 

 手の切り替え多数、会話に合った表情変化
 
 活動がニコニコ生放送なので動画がない
      
 手の切り替え多数、会話に合った表情変化、お辞儀が出来る完全なレベル6
 


レベル7 表現モデル
 モデルが存在してない、モデルを生かす演者がいない




  • 最終更新:2019-07-17 17:06:49

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