2DR
スマホでLive2Dを動かせるアプリ
2DRのiOS版
2DRのAndroid版
説明
2DRフォーラム 消えてる?
2022年7月中旬 提供終了とのアナウンスあり
自作のLive2Dモデルを読み込んで、iPhoneのフロントカメラでコントロール
好きな背景を設定することが可能
リップシンクは映像ベース、音声ベースで切り替え可能
オートブリンクがデフォルトで入っています、目開閉検知にもできる
物理演算が機能している
2DRはLive2D・VRMモデルを読み込めます
Live2Dモデルは、 .zip形式
VRMモデルは、 .vrm形式
ローカルの2DRフォルダ直下に置くことでモデルが使用できます
2020年10月20日の更新でTrueDepthカメラシステムが使えるようになった(有料2200円)
こちらでは、顔の向きで目玉の向きを動かすのが使える
動作反応が早い、正確、外れにくい、暗くても動く
【 参考 】
隠し機能で歯車押して出た、設定画面(灰色)を5回連続タップでカメラ画像が出る
さらに5回連続タップでカメラ画像が消える
テクスチャが大きすぎると落ちるらしい
必要なファイル構成はFaceRigに似てるようです、書き出しにはLive2D 3.302版以降が必要
モデル名フォルダの中に以下の物を入れます
モデル名.moc3 「moc3ファイル書き出し」にて作られるファイル
モデル名.model3.json 「moc3ファイル書き出し」にて作られるファイル
モデル名.physics3.json 「moc3ファイル書き出し」にて作られる物理演算ファイル
モデル名.cdi3.json 「moc3ファイル書き出し」にて作られるファイル
ico_モデル名.png キャラ選択画面で表示される画像、自分で加工して作る
正方形のPNG形式 250から500ドット位
モデル名.2048 テクスチャ画像が入っているフォルダ「moc3ファイル書き出し」にて作られる
末尾の数値はテクスチャのサイズになっているので1024や4096の時もある
motions モーションファイル(.motion3.json)を入れておくフォルダ
FaceRig用をそのまま転用
パラメータID名がParam系の場合 .cdi3.jsonファイルが必要?、無いと表示されない事があり
PARAM_系の時は.cdi3.jsonがなくても表示され動いた?
moc3形式専用 Param系、PARAM_系どちらかを使用可 SDK4.0対応
モデル名は書き出しから統一する
半角の英文字と数字だけにする、途中に空白を入れない
Live2D 2.1版では作れないので3版で変換が必要、
さらに、.cdi3.jsonファイルが必要になるので、Live2D 3.302版以降が必要
(注意)
使用するスマホによってはSDK4.0書き出しだと、クリッピング箇所に不具合が出るようです
これは処理能力不足でクリッピングが欠ける前からよくある現象
その場合、SDK3.0、SDK3.3書き出しにするか、クリッピングを減らす、使わないがよいです
処理能力不足でのクリッピング欠けの例
モデル組み込み作業
Live2Dでモデルが完成し、物理演算も作成してある状態から
ファイル → 組み込み用ファイル書き出し → moc3ファイル書き出し
書き出しバージョン SDK3.0 SDK3.3 または SDK4.0
書き出し種別 SDK
モデル名 半角の英文字と数字だけにする、途中に空白を入れない
最終的に、モデルと同名フォルダに入れてzip圧縮にすればよい
設定ファイルを含めた全てのファイルを同じモデル名でZIP圧縮する
「moc3ファイルに書き出し」で、出てきたファイルを指定して、ZIPにするのではなく、
同名フォルダを作ってそこに一式入れて、それを圧縮
1).moc3と同じ名前のフォルダを新規作成し、そのフォルダに書き出された全てのファイルを入れます
2)そのフォルダをZIPで圧縮します
3)出きたZIPファイルの名前が、moc3と同じ名前になっていることを確認
4)それをスマホに送って、2DRのフォルダに入れます
パラメータID名が、PARAM_系の時は平気?なのですが
Param系の場合、Live2D 3.302版以降で使える .cdi3.json ファイルを
入れていないと表示されない事があります
.cdi3.json ファイルは書き出しの時、チェックを入れていれば出来ています
解凍に失敗が多いようです。
windowsでは、7zipを利用するのがよい。
macは標準のzip圧縮で良い。
moc3ファイルのみを圧縮している間違いも多い、moc3だけでは動きません、
書き出した際の全ファイルを同じディレクトリにおいて圧縮します
スマホへデータの転送
出来たLive2Dモデルが入ったZIPファイルをスマホに送ります
方法はいろいろあります
・ネット経由で送る どこかにアップしてそれをスマホでダウンロード
グーグルドライブにアップ、スマホのファイル操作アプリで所定の所に入れる
・ケーブルでつないで送る パソコンとスマホをつないでファイルを送る
iTunesやファイル操作アプリ、PCのファイル操作で所定の所に入れる
・無線で送る WiFiやブルートゥース(Bluetooth)を設定してファイルを送る
・マイクロSDカードに入れて、入れ替えて送る
内部ストレージ>Android>data>jp .co.pxr.twodr>files>2DR
2DRの操作方法
画面左のアバターボタンで追加したアバターの読み込み
画面右の背景ボタンで背景切り替え
背景切り替えの一番右のボタンでカメラロール呼び出し
真ん中の赤いボタンは静止画撮影ボタン(動画撮影機能はありません)
画面ダブルタップでUI表示非表示切り替え
1本指スワイプでモデルの移動
2本指ピンチイン/アウトで、縮小/拡大
ジェスチャモード時、8方向フリックで、カスタムジェスチャ起動(設定ファイルが必要)
アプリケーションを終了
歯車ボタン → 設定 のテキストを5回連続タップしてください。
もう一度 設定 のテキストを5回タップすると消えます。
2DRのLive2Dパラメータ
PARAM_系、Param系どちらかを使用可能
顔向きX軸(角度X)ParamAngleX PARAM_ANGLE_X
顔向きY軸(角度Y)ParamAngleY PARAM_ANGLE_Y
顔向きZ軸(角度Z)ParamAngleZ PARAM_ANGLE_Z
左眉毛上下 ParamBrowLForm PARAM_BROW_L_Y
右眉毛上下 ParamBrowRForm PARAM_BROW_R_Y
左眉毛変形 ParamBrowLForm
右眉毛変形 ParamBrowRForm
間違えなのか仕様なのか Param系の時は変形だけが動く
口開閉 ParamMouthOpenY PARAM_MOUTH_OPEN_Y
口変形 ParamMouthForm PARAM_MOUTH_FORM FaceRig互換、マイナスに動かない 0~1
左目開閉 ParamEyeLOpen PARAM_EYE_L_OPEN 検知と自動開閉が切り替え可能
右目開閉 ParamEyeROpen PARAM_EYE_R_OPEN
体の向きX ParamBodyAngleY PARAM_BODY_ANGLE_Y 角度Xの動きを小さくした動作
体の向きY ParamBodyAngleY PARAM_BODY_ANGLE_Y 0.8~1.0の間で呼吸の動き
体の向きZ ParamBodyAngleY PARAM_BODY_ANGLE_Y 角度Zの動きを小さくした動作
呼吸 ParamBreath PARAM_BREATH
TrueDepthカメラシステム時のパラメータ
目玉の動きが追加されるだけ、顔向きで動く、検知なし
顔向きX軸(角度X)ParamAngleX PARAM_ANGLE_X
顔向きY軸(角度Y)ParamAngleY PARAM_ANGLE_Y
顔向きZ軸(角度Z)ParamAngleZ PARAM_ANGLE_Z
左眉毛 ParamBrowLForm PARAM_BROW_L_Y
右眉毛 ParamBrowRForm PARAM_BROW_R_Y
口開閉 ParamMouthOpenY PARAM_MOUTH_OPEN_Y
口変形 ParamMouthForm PARAM_MOUTH_FORM FaceRig互換、マイナスに動かない 0~1
左目開閉 ParamEyeLOpen PARAM_EYE_L_OPEN 検知と自動開閉が切り替え可能
右目開閉 ParamEyeROpen PARAM_EYE_R_OPEN
目玉X ParamEyeBallX PARAM_EYE_BALL_X 検知なし、角度Xに連動して向く
目玉Y ParamEyeBallY PARAM_EYE_BALL_Y 検知なし、角度Yに連動して向く
体の向きX ParamBodyAngleY PARAM_BODY_ANGLE_Y 角度Xの動きを小さくした動作
体の向きY ParamBodyAngleY PARAM_BODY_ANGLE_Y 0.8~1.0の間で呼吸の動き
体の向きZ ParamBodyAngleY PARAM_BODY_ANGLE_Y 角度Zの動きを小さくした動作
呼吸 ParamBreath PARAM_BREATH
口開閉、口変形での母音表現が可能、FaceRig用がそのまま機能する、FaceRig互換
口変形1笑顔目も機能する
カスタムジェスチャ
カスタムジェスチャに対応
スマホ画面を8方向のいずれかになぞると
パラメータが変化またはモーションが動きます
モデル名.drcf ファイルを作成し、以下の記述をして、
.moc3ファイルと同じ所に置くと使えます
書式は、FaceRigと似ています、テキスト形式
カスタムジェスチャの使い方
歯車マークから設定画面を開き、画面操作を<移動・拡大>を、<ジェスチャ>に変更します。
設定画面を閉じ、モデル上で8方向にスワイプすることで、
カスタムジェスチャを再生することができます。
指を置いてそのまま操作したい方向に滑らせる感じ
ジェスチャの番号、優先順位、
1(上) 2(下) 3(右) 4(左) 5(右上) 6(右下) 7(左下) 8(左上)
上記順番のスワイプで自動的に割り当てられます。
最大8個のジェスチャを登録することができます。
設定方法
モデル名.drcf ファイルをテキスト形式で自分で作ります
設定ファイル拡張子
.drcf (ファイル名は自由、モデル名が無難)
パラメータを動かす記述、 パラメータ値は0~1の値で作成が無難
set_special_pose_param モデル名 'パラメーター名' キー番号
アニメーション再生の記述
set_special_action_anim モデル名 'アニメーション名' キー番号
キー番号方向へ画面スワイプでパラメータやアニメーションを再生
キー番号は、アニメーションとカスタムジェスチャで共通。(重複不可)
1(上) 2(下) 3(右) 4(左) 5(右上) 6(右下) 7(左下) 8(左上)
呼吸間隔の調整の記述
1回の呼吸にかかる秒数を、.drcfファイルに次の形式で指定できます。
breath_duration 秒数
秒数は0.01〜10までの数値を指定できます。
0.01なら0.01秒で1回呼吸、10なら10秒で1回呼吸
指定がない場合はデフォルトの2秒
FaceRigは18回/分 つまり3.3
set_special_pose_param モデル名 'パラメーター名' キー番号
set_special_action_anim モデル名 'アニメーション名' キー番号
breath_duration 秒数
記述例
set_special_pose_param モデル名 'ParamCheek' 1
set_special_pose_param hiyori 'ParamTear' 2
set_special_pose_param モデル名 'ParamRage' 3
set_special_pose_param モデル名 'ParamTongue' 4
set_special_pose_param モデル名 'hiyori_m05.motion3.json' 5
set_special_pose_param hiyori 'hiyori_m06.motion3.json' 6
set_special_pose_param モデル名 'hiyori_m07.motion3.json' 7
set_special_pose_param モデル名 'hiyori_m08.motion3.json' 8
breath_duration 3.3
参考
2DR(iOS版)の画面は、いくつかの方法でPCに画面を共有することができます。
Macに映す方法
QuickTimeを利用して、AirPlayを利用します。
windowsに映す方法
画面共有を利用する
Apower Mirrorを利用する
無料版あり 月2000円 買取7000円
Lonely Screen を利用する
無料版あり
上記は無線での接続になります。
情報
販売元 PXR LLC 拡張性アプリケーションとして正式にライセンス
サイズ 243.6MB
カテゴリ エンターテインメント
互換性
iOS 9.0以降が必要
iPhone 5S、6、6 Plus、6s、6s Plus、SE、iPhone 7、7 Plus、iPhone 8、8 Plus、
iPhone X、XS、XS Max、XR、
iPhone 11、11 Pro、11 Pro Max、
iPad Air、Air Wi‑Fi + Cellularモデル、
iPad mini 2、iPad mini 2 Wi‑Fi + Cellularモデル、
iPad Air 2、iPad Air 2 Wi‑Fi + Cellularモデル、
iPad mini 3、iPad mini 3 Wi‑Fi + Cellularモデル、
iPad mini 4、iPad mini 4 Wi‑Fi + Cellularモデル、
12.9インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro Wi‑Fi + Cellularモデル、
9.7インチiPad Pro、9.7インチiPad Pro Wi‑Fi + Cellularモデル、
iPad(第5世代)、iPad(第5世代)Wi‑Fi + Cellularモデル、
12.9インチiPad Pro(第2世代)、12.9インチiPad Pro(第2世代)Wi‑Fi + Cellularモデル、
10.5インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro Wi‑Fi + Cellularモデル、
iPad(第6世代)、iPad Wi‑Fi + Cellularモデル(第6世代)、
11インチiPad Pro、11インチiPad Pro Wi‑Fi + Cellularモデル、
12.9インチiPad Pro(第3世代)、12.9インチiPad Pro(第3世代)Wi‑Fi + Cellularモデル、
iPad mini(第5世代)、iPad mini(第5世代)Wi‑Fi + Cellularモデル、
iPad Air(第3世代)、iPad Air(第3世代)Wi‑Fi + Cellularモデル、
iPad(第7世代)、iPad(第7世代)Wi‑Fi + Cellularモデル、
iPod touch(第6世代)、iPod touch(第7世代)
言語 英語
価格 無料
ver 0.6
cubism4SDK 対応
カスタムジェスチャを限定的に対応(最大8種類)
(専用コンフィグファイルが必要)
ver 0.7
VRM形式の3Dの読み込みに対応
背景に動画を設定可能
背景色に白黒の背景を追加
ver 0.7.1
トラッキングの向上
音声リップシンクの不具合の解消
エラーダイアログの実装
ver 0.7.2
背景がクリップさすぎる問題を修正
音声リップシンクで口変形に対応(2D)
カスタムジェスチャにモーション再生を追加
未対応のシェーダーを使ったモデルを読み込んだ際に落ちないように修正
2DRの3Dモデル用情報
pocketでポーズ作り、ポーズを保存、
ファイルアプリでボーズをコピー、2DRフォルダにペーストすると、2DRでポーズが使える
- 最終更新:2022-07-18 23:36:54